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国際バカロレア-世界トップ教育への切符

日本文学を専門とする著者が、シンガポールのUWCでの勤務経験を踏まえて、DPの六教科の中で「文学(第一言語)」を中心に、教育プログラム、評価、試験などの実際を解説している。卒業生アンケートではIBへの批判的な感想も紹介されている。著者は、IBの評価基準の考え方を「一つの方法として優れている」としているが、全体を通してIBを出来る限り客観的に紹介しようとしていることがわかる。我が国への導入を考える時に、必要な姿勢ではないだろうか。