「三方よし」の交渉学 ― ゼロ・サムからプラス・サムへ(WinWinの関係の構築)

  • 更新日:2014/08/28
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 「グローバル人材にはコミュニケーション能力が必要だ」ということは、誰もが認めることだと思います。ただ、そのコミュニケーション能力とは、あるいは「相手を理解する」ということは、一体どういうことなのか、人によって捉え方も違いますし、直面している状況によっても異なります。

 慶應義塾大学法学部の田村次朗教授は、大学生や弁護士、総合商社の方など、様々な人に交渉学を指導されています。ダボス会議や国際法務などに携わられている田村教授は、日本人の交渉能力の高さは、近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)の考え方が、日本人の意識に定着していることによるもので、例えば総合商社の存在とグローバルな活躍はその表れであると言われています。相手と自分の取引がWinWinの関係となり、それが社会にも受けいれられることが交渉学の目的であるとして、「日本版交渉学」を提唱されています。また、日本の子供たちに、こうした考え方をなるべく早いうちから体験してほしいともお考えです。01

 そこで、GEICとして交渉学をコミュニケーションについて考える素材のひとつとして取り上げ、首都圏の私立男子校、共学校、女子校の3校にご協力いただき、これからグローバルに活躍していくであろう高校生に、田村先生の交渉学入門講座を体験してもらいました。中学や高校ではプレゼンテーションやディベート、模擬国連、エッセイライティングなど、コミュニケーションに関わる様々な取組みがなされています。そうした取組みの中に交渉学を加えることで、今までとは違った角度からコミュニケーションを考えるきっかけになったと思います。

 

講座実施日(実施済)

平成26年6月14日(土)  逗子開成高等学校(神奈川県 男子校)

平成26年6月28日(土)  栄東高等学校(埼玉県 共学校)

平成26年7月29日(火)  豊島岡女子学園高等学校(東京都 女子校)

 

会員ページには、逗子開成高校で行われた講座の様子を編集した映像(4分程度)とプログラムを掲載しています。

 

(事務局長 櫻井)