DP取得後の進路

留学準備を進める上で最も大切なことは、「留学の目的」を明確にさせることです。
留学の方法や形式は様々あり、世界を視野に入れた場合の進学先は豊富にあります。

「海外で何を勉強したいのか?」「何のために海外留学をするのか?」」という問いに対する答えを明確にさせておくことで、数ある選択肢の中から自分の目的に合った留学の種類と留学先校(国)を選ぶことができます。

サーティフィケイト 取得者にとっての海外上位大学への道

「インター校歴が短い」「科目によって好き嫌いが多い」その他の理由でディプロマが取得できない学生にとって、6教科ではなく、1~3教科程度IBを履修すると単位取得証明としてのサーティフィケイトが取れるという制度があります。多くのインター校の場合、これらIBの科目を、その学校独自のハイスクールディプロマの単位の一部として扱い、卒業単位として換算しています。HLの科目を取得すればアメリカカリキュラムのAPと同等の評価を受けます。

「フルディプロマを取得できなかったので上位大学の入学基準に届かない。」「TOEFLのスコアが足らない。」こうした学生もあきらめることはありません。海外上位大学に入学するPathway の制度があるからです。一番有名なのがオーストラリアのファウンデーションコースです。大学入学前に約1年間規定の科目を履修し、一定の成績を取得すれば入学が保証されます。留学生の多くが大学で必要な様々な学習スキルと基礎科目の知識をファウンデーションコースで身につけてから大学に入学し、その多くは優秀な成績を取得し卒業していきます。卒業するまで1年余分にかかりますが、卒業すれば学士の資格は全く同じです。

オーストラリア上位大学付属のファウンデーションプログラム
大学名 QSランキング(※) ファウンデーション
The University of Melbourne 31 Trinity College
The University of Queensland 48 The University of Queensland Foundation Year
The University of New South Wales 49 UNSW Foundation Studies
QS世界大学ランキング:Quacquarelli Symonds社が毎年発表する世界で定評のある大学ランキング。
http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2011

世界のステージで活躍するためにチャレンジしましょう。

IBはなかなかレベルが高く大変なカリキュラムです。ディプロマを取得し、世界ランキングの上位大学へ進学した多くの学生が「大学の勉強のほうが、ある意味で楽です。」と語っています。これは2年間のディプロマの課程で相当鍛えられた証拠です。

「苦しかったけどやって良かった」とも…。「何故?」と尋ねると「ものの考えかたや表現の仕方を教わった」「日本人としてのアイデンティティを意識した」「科目だけでなくExtended Essay, TOK,CAS が良かった」等の答えが返ってきます。

たとえ、フルデイプロマが取得できず、サーティフィケイト取得に終わっても、IBのカリキュラムを勉強することは決して無駄ではありません。特定の教科だけでも世界標準のレベルに届いたことを意味するからです。当然この学習は大学入学後の勉強に大きく役立ちます。